薬物検査の方法

薬物検査とはどんな方法があって、何が検査出来るのか?

薬物検査で一般的によく用いられる方法には、尿検査があります。

しかし尿検査は、検体を採取する際に監視することが難しく、不正が発生しやすいことが問題視されて別の方法が選ばれることが多くなってきています。

薬物検査における尿の採取の実施の際に、同性の監視員を設ける場合もありますが、反発は大きいこともあって、薬物検査は困難をきわめています。

そのためにも、それぞれに合った検査方法を実施する必要があります。

薬物検査においては、薬物検出の精度ももちろん重要です。それ以上に、検体採取の不正によって確かなデータが得られなくなり、誤った検出が行われてしまうというような事態は、決して引き起こしてはなりません。

現在ではそのような経緯から、尿検査のほかにも血液検査や毛髪検査、さらには唾液検査という検査方法も取り入れられています。

日本薬物検査機構においても、これらの検査方法を採用しています。ただし、検査方法によって結果が出るまでの期間や、どの程度薬物を検出できるのかは異なってきます。

どの薬物検査の方法が適しているかという点については、業種や企業の方針によっても変わってくるでしょう。

「尿検査」「血液検査」「毛髪検査」「唾液検査」の4つの薬物検査の方法やメリット・デメリットを比較し、どの検査方法がベストなのかを見極めましょう。

その上でスムーズに薬物検査を実施し、確かな検査結果を得ることは、企業にとっても非常に重要となります。

尿検査


尿から薬物反応が出るかによって検査します。
不正が確認しにくいため、実施しない場合があります。
また、不正を防止するために同性の係員が立ち会う場合もあります。
重度の薬物乱用者が検査した場合、使用後10日経過後も陽性反応が出ることもあります。

血液検査


血液から薬物反応が出るかによって検査します。
しかし、注射により採取しなければいけないことからあまり実施されていない方法です。
検定可能期間は他検査方法と比較して短く、使用後数時間程度しか検出できません。

毛髪検査

毛髪から薬物反応が出るかによって検査します。
検出が可能な範囲が狭かったりと他の検査方法と比べて正確性は劣りますが、月や年単位での検出が可能です。

唾液検査


唾液から薬物反応が出るかによって検査します。
尿検査などよりも簡易的に、被検者の負担を少なく検査できるため注目を集めている方法です。
検査可能期間は尿検査と同等で、重度の薬物乱用者が検査した場合、使用後10日経過後も陽性反応が出ることもあります。