警察の薬物検査の方法、期間は何日かかるののか

警察の薬物検査の方法、期間

薬物乱用を取り巻く環境、グローバル社会となり、誰でも手軽に違法薬物を手に入れることができる恐ろしい時代になりました。
一見普通に見える学生、主婦、サラリーマンなのに実は薬物乱用者だった・・・という例はたくさんあります。
もちろん、日本の警察は、違法薬物の流通には常に目を光らせています。
薬物乱用者を発見すれば、事情聴取、検査等必要な捜査を行ったあと、逮捕という流れとなります。
そもそも、警察はどのような手法で薬物検査を行っているのでしょうか。

警察が行う薬物検査

警察が行う薬物検査には、大きく分けて「簡易検査」と「本鑑定」の二つがあります。

簡易鑑定

簡易鑑定とは、本鑑定に出す前の簡易的な検査のことです。
対象者の尿から薬物成分を検出することができ、非常に短時間で検査できますが、薬物の使用を裏付ける決定的な証拠とすることはできません。
例えば、Aという人間が警察官から職務質問を受け、ポケットから大麻が入った袋が見つかったとしましょう。
これは、Aが大麻を「所持」していることは証明できますが、「使用」していたことの証明にはなりません。
当然、警察としては尿から薬物検査をするのですが、本鑑定に出していると結果が出るまでに時間がかかってしまうため、Aの薬物使用を疎明する手段として簡易鑑定を行います。
簡易鑑定は、専用のキットを使用します。まずは対象者から尿の提出を受け、きっとに備え付けられている専用の薬品を混ぜ合わせることにより、およそ数分で薬物成分を検出することができます。
警察は、この簡易鑑定の結果をもって、このAという人間が大麻を使用したという蓋然性が高いと判断し、その後の捜査に生かすことができます。
ただ、この簡易鑑定はあくまで任意であり、警察官がAに尿の提出を求めたとしても、Aは提出を拒否することができます。
しかし、ここで拒否した場合、今後はカテーテルによる強制採尿が待っているため、任意提出に応じる場合が多いようです。

本鑑定

本鑑定とは、科学捜査研究所が行う本格的な鑑定で、その結果は公判においても強力な証拠とすることができます。
まず、科学捜査研究所とは、賀来県警察本部に所属し、科学捜査に関する研究及び各種鑑定を行っている組織となります。
業務は、法医学、心理学、文書、物理学、化学の分野に分かれ、それぞれの専門家が所属しております。
違法薬物の鑑定は科学分野に分類され、他にも、放火現場に残された油、産業廃棄物、火薬類等の鑑定も行っています。
簡易鑑定で陽性反応が出た後、警察は科学捜査研究所に本鑑定を依頼する流れとなります。
結果が出るまでの期間については、時と場合にもよりますが、数日から2週間くらいかかると言われております。

民間の薬物検査期間

上記で紹介した検査は、あくまで犯罪捜査のための検査となるため、他行政機関や一般企業が職員に対する検査であるため、鑑定を依頼しても受けてくれることは基本的にありません。
しかし、近年の薬物検査需要の高まりを受けて、薬物検査を専門とする民間企業が続々と台頭してきております。
当社についても、各行政機関や企業が職員に対して行う薬物検査をサポートすることが可能です。
コンプライアンスの順守が声高に叫ばれているこの世の中において、今や職員に対する薬物検査は必須なものと言えるでしょう。